【聖書通読 第30週:ホッとひと休み】心の鎧(よろい)を脱ぎ、神様の「完全な計画」に身をゆだねる週末

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【聖書通読 第30週:ホッとひと休み】心の鎧(よろい)を脱ぎ、神様の「完全な計画」に身をゆだねる週末

第30週の聖書通読、本当にお疲れ様でした。

今週は、士師記を通して「人間の度重なる弱さや失敗」にどこまでも付き合ってくださる神様の忍耐を見つめました。また、エペソ人への手紙を通して「私たちは世界の基が据えられる前から選ばれた、神の最高傑作である」という、スケールの大きな恵みを味わう一週間でした。

週末の今日は、日々の張り詰めた緊張感をふっと解きほぐし、神様の深い恵みの海にただ身を委ねて、心と体を休ませるための時間です。温かい飲み物でも飲みながら、ゆっくりと心を休めてください。

夜通し畑を見張る農夫

ある真面目で責任感の強い農夫の話です。彼は春になり、畑を懸命に耕し、良い種を蒔きました。そこまでは本当に素晴らしい働きでした。

しかし、種を蒔き終えた後も、彼は心配でたまりません。「もし私が目を離したすきに、成長が止まってしまったらどうしよう」「明日の天気が悪くて、芽が出なかったらどうしよう」。 そこで彼は、家に帰るのをやめ、畑の真ん中に小さなテントを張りました。そして、夜中もずっと懐中電灯で土を照らし、一睡もせずに見張り続けたのです。

数日後、すっかり寝不足でフラフラになっている彼に、通りかかったベテランの農夫が優しく声をかけました。 「お前さん、そんなに必死に懐中電灯で土をにらみつけても、芽が早く出るわけじゃないよ。お前さんが家でぐっすり眠っている間も、太陽の光と大地の力で、種はちゃんと育っていくんだ。種を蒔くという自分の役割を終えたなら、あとは神様に任せて、温かい布団で休みをとりなさい。」

「自分がコントロールしなければ」という心の力み

私たちクリスチャンの毎日の歩みも、この農夫に似ていることがあります。

職場での責任、家庭での役割、子育てや介護、そして教会での奉仕。真面目で誠実な人ほど、「自分がしっかり見張っていなければ、すべてがダメになってしまう」「クリスチャンとして、私がきちんと計画を立てて状況をコントロールしなければ」と、無意識のうちに心の力みを解くことができなくなってしまいます。

そして、神様という「すべてを最善に導き、命を育む偉大な力」が働いているにもかかわらず、安息の場所(週末や祈りの時)に着いてもなお、心の中で明日の心配事や人間関係の悩みを懐中電灯で照らし出し、「どうにかしなければ」と一人で疲れ果ててしまうことはないでしょうか。

すでに完成している「究極のマスタープラン」

私たちは日々、手帳を開いてスケジュールを確認し、より良い明日への計画を練り上げます。しかし、エペソ人への手紙1章が私たちに教えてくれた最高のニュースは、「あなたの人生の最終的なマスタープラン(計画書)は、すでに神様が完璧に書き上げている」ということでした。

「神はキリストにあって、天にあるすべての霊的祝福をもって私たちを祝福してくださいました。」(エペソ1:3)

この言葉は「過去完了形」で書かれています。あなたがどれほど将来を思い煩い、自分の至らなさに落ち込んだとしても、神様はすでにキリストの十字架を通して、あなたに必要な恵みと守りを完全に用意してくださっています。

私たちが自分の人生のすべてを完璧にコントロールし、家族や周囲の問題を一人で背負い込む必要はありません。私たちはただ、神様の巨大な恵みの計画の「一部」として、今日できる小さな愛と誠実さを届けるだけで十分なのです。残りの重荷は、すべて全能の神様が引き受けてくださいます。

大切な人と共に休む、恵みの「オアシス」

今週のエペソ書5章では、キリストと教会の関係をモデルとした「夫婦(家族)の愛の歩み」が美しく語られました。

共に生活し、人生を歩む家族やパートナーの存在は、神様からの最大のプレゼントです。しかし、忙しい日常の中では、ふと気づくと二人の間の会話も「次にするべきタスク」や「家計や子どもの心配事」といった業務連絡ばかりになってしまい、心がホッと休まる暇がなくなってしまうことがあります。

週末である今日は、一緒に「親」や「社会人」という重いリュックサックを、神様の足元にドスンと下ろしてみてください。

「私たちには、明日の天候(未来)をコントロールする力はないけれど、天のお父様が最高の計画を持っているから大丈夫だね」と笑い合い、ただ「神様に無条件に愛されている子ども」に戻る時間を取ること。それこそが、キリストが何よりも喜ばれる「光の子どもたちの安息」です。

今日は、心の深呼吸を

今週一週間、あなたは本当によく走り、周りの人のために心を砕いてこられました。

今日くらいは、心のエンジンを切り、頑張って握りしめていた「人生のコントロールのハンドル」からそっと手を離してみませんか。

あなたが目を閉じている間も、無防備に休んでいる間も、神様という絶対に沈まない大きな船は、あなたとあなたの大切な人たちを乗せて、最も安全で豊かな港へと確実に進み続けています。

どうぞ、すべての重荷を主の御手にお委ねし、深い安心感の中で心身の疲れを癒やす、豊かな週末となりますように。来週からの新しい歩みも、キリストのあふれる恵みがあなたを優しく包み込んでくださるようお祈りしています。

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