【聖書通読 第32週 2日目】救い主の衣にすがる勇気と、心を整える「キリストの審判」(ルツ3章コロサイ3章)

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【聖書通読 第32週 2日目】救い主の衣にすがる勇気と、心を整える「キリストの審判」(ルツ3章コロサイ3章)

聖書通読第32週の2日目です。今日は、自分の無力さを認めて救い主の足元にひれ伏すルツの美しい信仰(旧約)と、キリストの愛という「新しい服」を着て心に平和を保つ秘訣(新約)について味わいます。

【旧約聖書】ルツ記 3章 —— 救い主の「衣の裾」に隠れる夜

姑ナオミの指示により、ルツは夜の打ち場(麦を打つ作業場)で休んでいるボアズのもとへ行きます。彼女はボアズの足元に横たわり、彼が目を覚ました時にこう言いました。
「あなたの衣の裾を広げて、このはしためをおおってください。あなたは買い戻しの権利のある方(ゴエル=贖い主)だからです。」(ルツ記 3:9)
現代の私たちからすると少し不思議な行動に見えますが、当時の文化において「衣の裾を広げて覆う」というのは、「私のすべてを懸けて、あなたを保護し、養い、愛します」という法的な保護と結婚を求める、非常に神聖で重大なサインでした。
ここで、「嵐の夜の大きなマント」を想像してみてください。 冷たい雨と風が吹き荒れる嵐の夜、道に迷って凍えている小さな子どもがいます。そこに、大きな温かいマントを着た力強い大人が通りかかりました。子どもが助かるためには、自分の小さな両手で体を抱きしめて震えているのをやめ、その大人の足元に飛び込み、「どうか、あなたのその大きなマントで私を包んでください!」と叫ばなければなりません。
ルツの行動は、まさにこの「信仰の飛び込み」でした。彼女は異邦人の未亡人という何の権利もないどん底の身でありながら、「この方なら絶対に私を見捨てない」と信じ、ボアズ(救い主)の足元に自分の人生のすべてを投げ出しました。 ボアズはこのルツの真っ直ぐな信仰と誠実さに深く感動し、「恐れることはない。あなたの望むことはすべてしよう」と、彼女を自分の大きなマント(恵み)で完全に包み込む約束をしてくれたのです。

【新約聖書】コロサイ人への手紙 3章 —— 心のグラウンドに「平和の審判」を立たせる

ルツがボアズの保護の下で新しい人生(着物)を与えられたように、コロサイ人への手紙3章では、キリストに救われた私たちが「古い服を脱ぎ、新しい服を着る」ことの素晴らしさが語られます。
パウロは、怒り、憤り、悪意といった「古い人の服」を脱ぎ捨てなさいと命じます。そして、神に選ばれた者として、「あわれみの心、慈愛、謙遜、柔和、寛容」という新しい服を着て、そのすべての上に「愛の帯」を締めなさいと語ります。泥だらけの服を着たまま王宮の晩餐会に出ることができないように、私たちも毎日、キリストの愛という美しい服に着替える必要があるのです。
さらに、パウロは非常に興味深い言葉を残しています。
「キリストの平和が、あなたがたの心を支配するようにしなさい。」(コロサイ3:15)
この「支配する」というギリシャ語(ブラベウオー)は、もともとスポーツの競技場で「審判(アンパイア)が判定を下す」という意味を持つ言葉です。
私たちの心の中は、いつも様々な感情の選手たちが騒いでいます。「あんなこと言われて腹が立つ!(怒り)」「明日の仕事が不安だ!(恐れ)」「自分ばかり損をしている!(不満)」。彼らが勝手にルールを破って暴れ回ると、心の中はパニックになります。 しかし、そこに「キリストの平和」という絶対的な権威を持った名審判(アンパイア)を立たせるのです。怒りや不安が暴れそうになった時、キリストの平和が「ピーッ!」と笛を吹き、「ここは私が判定を下す。その怒りは退場!ここは赦しなさい」とゲームをコントロールしてくれます。 自分の感情ではなく、キリストの平和に判定を委ねる時、私たちの心に本当の調和が訪れるのです。

今日の神様からの奨め —— 自分の力みを手放し、キリストの判定に従う

私たちは毎日、一生懸命に自分の力で「自分の人生」という服のほつれを縫い合わせ、嵐を乗り越えようと奮闘しています。しかし、時にはルツのように、自分の無力さを認めて、キリストの大きなマント(衣の裾)に思い切って飛び込む勇気が必要です。
今日、神様はあなたに語りかけておられます。 「自分で自分を守ろうとする古い服を脱いで、わたしの大きな愛のマントに包まれなさい。そして、あなたの心の中で起こるすべての葛藤の判定を、わたしに任せなさい。」
今日一日、もし心に不安やイライラという感情が湧き上がってきたら、すぐにキリストという名審判に笛を吹いてもらいましょう。 「神様、私は今イライラしていますが、この心の判定をあなたにお委ねします。どうか私に『寛容』と『愛』の新しい服を着せてください」と祈る時、ボアズがルツに約束したように、キリストの深い平安があなたをすっぽりと包み込んでくださるはずです。 キリストの愛に守られた、安心と喜びの歩みとなりますようにお祈りしています。

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