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ホッと一休みメッセージ➁
「野の花を見つめて:神様の完璧なコーディネート」
誰にも気づかれず咲く花さえ美しく装われる神様が、あなたの人生をいかに大切に整えられているかを描きます。
聖書通読第16週、最終日の「ホッと一休み」をお迎えの皆さま、本当にお疲れ様です。
日々の生活の中で、あるいは通読の歩みの中で、「私の人生、このままでいいのかな」「誰にも理解されない」「頑張っているのに報われない」……そんな風に、ふと孤独や不安を感じることはありませんか。
今日は、そんな皆さんの心をなごませ、主の細やかな愛に気づかせるために、イエス様が語られた「野の花」のエピソード(マタイの福音書6章28-30節)をご紹介します。
1. 誰にも気づかれずに咲く、小さな命
イエス様は、思い煩う人々に向かって、こう言われました。
「野の花がどうして育つのか、考えてみなさい。働きもせず、紡ぎもしません。しかし、わたしはあなたがたに言います。栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも装われていませんでした。」
イエス様が指差したのは、神殿の庭に咲く豪華な花ではなく、その辺の野原に、誰にも気づかれずに咲いている小さな、ありふれた花でした。
ある花は、誰にも「きれいだね」と言われることなく、ひっそりと咲き、雨風に吹かれ、やがて枯れていきます。人間から見れば、その存在は「無意味」で「虚しい」ものに見えるかもしれません。
2. ソロモン以上の、神様の完璧なコーディネート
しかし、イエス様は言われました。その名もない野の花こそが、人類史上最も富と栄華を誇ったソロモン王の、どんなに高価で美しい衣よりも、はるかに「完璧に装われている」のだと。
なぜでしょうか。それは、神様ご自身が、その花の一つひとつをデザインし、色を塗り、その場所に咲かせ、大切に育てておられるからです。
神様の目には、世界中の富を集めて作った王の衣よりも、神様の愛の手によって造られた一本の野の花の方が、ずっと美しく、価値があるのです。
神様は、完璧な「コーディネート」の達人です。
その花が、いつ、どこで、どんな色で咲けば一番輝くかを知っておられます。誰の目にも触れなくても、神様の目だけは、その花を愛おしそうに見つめておられます。
3. あなたは、野の花よりもはるかに尊い
そして、イエス様はこのお話を、最も温かい励ましで締めくくられます。
「きょうはあっても、あすは炉に投げ込まれる野の草さえ、神はこのように装ってくださるのだから、あなたがたには、もっと良くしてくださらないわけがあるでしょうか。」
クリスチャンの皆さま。
神様が、明日には枯れてしまう野の花さえ、これほどまでに細やかに、完璧に装ってくださるなら、ましてや、神様の独り子イエス様の命を身代わりにしてまで救い出した、かけがえのない「あなた」の人生を、神様が放っておかれるはずがありません。
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あなたが孤独を感じている時、神様はあなたのすぐ隣で、あなたを見つめておられます。
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あなたが「報われない」と涙する時、神様はその涙を一つひとつ瓶に集め、あなたの労苦を覚えておられます。
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あなたの人生が「地味」で「意味がない」ように思える時、神様は壮大なキャンバスに、あなたという不可欠な色を、完璧なタイミングで描き続けておられます。
あなたの人生は、神様の愛による「完璧なコーディネート」の最中です。今のあなたには見えなくても、神様の目には、あなたはソロモン以上の栄華、キリストの義の衣をまとった、最高に美しい存在として映っています。
今日の過ごし方への問いかけ:足元の「小さな恵み」を見つけてみませんか?
今日一日、肩の力を抜いて、主の細やかな愛に信頼してみませんか。
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道の片隅に咲く小さな花を見つけたら、「神様は、あの花も、私もしっかり守ってくださっている」と思い出してみましょう。
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あなたの人生の不確かな未来を心配する代わりに、「完璧なデザイナー」である神様に、今日一日の歩みを委ねてみましょう。
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「私は誰にも気づかれていない」という嘘を捨てて、「宇宙の造り主が、私を一時も目を離さずに愛しておられる」という真理に浸ってみましょう。
あなたは、神様に大切に、大切に装われ、整えられている存在です。
そのままで、神様の目には最高に美しい。その安心感の中で、今日はホッと一休みしてください。来週からも、その主の愛の手が、あなたの人生を美しく整え続けてくださいます。
