【聖書通読 第23週5日目】強く雄々しくあれ!次世代への継承と光の武具(申命記31章ローマ13章)

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【聖書通読 第23週5日目】強く雄々しくあれ!次世代への継承と光の武具(申命記31章ローマ13章)

モーセからヨシュアへの力強いバトンタッチと、キリスト者が社会の権威に対してどう生き、キリストという光の衣をどう着るべきかを学ぶ実践的な一日です。

【旧約】申命記 31章

申命記31章は、いよいよ偉大な指導者モーセの生涯の幕引きと、次の世代を担うヨシュアへの「バトンタッチ」の場面です。

120歳になったモーセは、自分は約束の地に入ることはできないと告げ、ヨシュアを公式に後継者として立てます。陸上競技のリレーで、アンカーにバトンを渡すとき、前の走者は「あとは頼んだぞ!」と声をかけます。モーセは不安を感じているヨシュアと民全体に対して、最高のエールを送りました。

「強く、雄々しくあれ。恐れてはならない。おののいてはならない。あなたの神、主ご自身が、あなたとともに進まれるからだ。主はあなたを見放さず、あなたを見捨てない。」(申命記 31:6)

モーセが伝えたかったのは、「私の代わりにお前が頑張れ」ということではありません。

「目に見えるリーダー(モーセ)がいなくなっても、本当のリーダーである神様ご自身が、これまでと同じように一緒に走ってくださるから絶対に大丈夫だ」という確信の継承です。

またモーセは、七年に一度の仮庵の祭りの際に、すべての民を集めて律法を読み聞かせるように命じました。これは、まだ神様の奇跡を知らない小さな子どもたちに「神様を恐れること」を教えるためです。どんなに素晴らしい信仰も、言葉に出して伝え、教え続ける努力をしなければ、たった一世代で失われてしまいます信仰のバトンを次世代に渡すことの重要性が、ここに教えられています。

【新約】ローマ人への手紙 13章

ローマ人への手紙13章は、私たちがこの現実社会の中で、キリスト者としてどう振る舞うべきかを具体的に教える章です。

前半では、「上に立つ権威(国家や警察、法律など)」への服従が命じられます。神様は、この世界が混乱や暴力で満ちないように、秩序を保つための権威を立てられました。

たとえば、「赤信号で止まる」という交通ルールがなければ、道路は毎日大事故だらけになってしまいます。私たちがルールを守り、税金を納めるのは、単に罰が怖いからではなく、「神様が社会を守るために設けた秩序を尊ぶ」という信仰の良心によるものなのです。

後半では、「愛の負債(借金)」について語られます。

「だれに対しても、何の借りもあってはいけません。ただし、互いに愛し合うことについては別です。他の人を愛する者は、律法を全うしているのです。」(ローマ 13:8)

お金の借金は、なるべく早く全額返済して「ゼロ」にすべきです。しかし、「愛する」ということに関しては、「もう十分愛したから、これでおしまい」と完済できる日は来ません。私たちは神様から莫大な愛の負債(神様と人々に返すことのできる愛の負債n恵み)を受けているからです。一生涯、隣人に対して愛の負債を喜びと感謝をもって返し続ける生き方こそが、律法を全うする歩みです。

そして最後に、パウロは終末の時を見据えてこう語ります。

「夜はふけ、昼が近づきました。ですから、私たちは暗やみの行いを捨てて、光の武具を着けようではありませんか。……主イエス・キリストを着なさい。肉の欲のために心を用いてはいけません。」(ローマ 13:12,14)

朝起きて出かけるとき、パジャマのまま出勤する人はいません。私たちはもう暗闇(罪)の夜の時間を終えました。だから、古いパジャマ(嫉妬や争いなどの暗闇の行い)を脱ぎ捨て、「イエス・キリスト」という美しく輝く光の制服(武具)を身にまとい、光の子として堂々と歩み出そうと励ましているのです。

今日の薦め

人生の中で、役割が変わったり、新しいステージ(職場や人間関係など)に立たされて不安を感じることがあるかもしれません。しかし今日、神様はあなたに「強く雄々しくあれ。わたしがあなたとともに進む」と語りかけておられます。あなたがどこに行こうと、神様は決してあなたを見捨てません。

また、今日という一日を始めるにあたり、心の中で「着替え」をしましょう。不平不満や自己中心という古い服を脱ぎ捨て、「イエス・キリストを着ますと宣言してください。

キリストの愛、寛容、そして優しさを身にまとい、出会う人々に対して「愛の負債」を喜んで返していくような、明るく光り輝く一日となりますように。

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