【聖書通読 第26週 3日目】見えない未来を信じる「希望の図面」と、永遠に色あせない「最高の愛」

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【聖書通読 第26週 3日目】見えない未来を信じる「希望の図面」と、永遠に色あせない「最高の愛」

ヨシュア記から、まだ見ぬ土地を神様の約束を信じて分け合う信仰と、目に見える財産以上に神様ご自身が私たちの最大の宝(嗣業※)であることを学びます。第一コリントからは、どんなに素晴らしい能力や行いも「愛」がなければ無に等しいこと、そして永遠に残る最高の道について心に刻む一日です。

「嗣業(しぎょう)」とは、主に聖書で用いられる言葉で、神から与えられた財産や土地、あるいは受け継ぐべき遺産や相続分を意味します。単なる物理的な財産ではなく、次世代へ受け継がせるべき神聖なものとして扱われます。 

聖書における「嗣業」の背景
  • 土地の相続: イスラエルの民が神から与えられた「約束の地(カナン)」を指し、他人に奪われず次世代へ手渡すべきものとされました。
  • 霊的な意味: 神の恵みや救い、神自身を「我が嗣業」と呼び、信仰において受け継ぐ最大の喜びを表現します。
  • 命の尊厳: 人間が自ら稼いだ私有財産とは異なり、神から「恵み」として一時的に託されたものであるという意味合いを持ちます。 

【旧約】ヨシュア記 13章 の解説

ヨシュア記13章は、指導者ヨシュアがすっかり年老い、しかも「まだ占領すべき地が非常にたくさん残っている」という状況から始まります。普通なら「すべての敵を完全に倒して、安全が確保されてから土地を分けよう」と考えるでしょう。しかし神様は、「わたしが必ず残りの敵を追い払うから、今のうちに土地をくじで分けなさい」と命じました。

イスラエルの人々は、まだ敵が住んでいる土地の「権利書」をくじで受け取りました。彼らは目に見える厳しい現実(残っている敵)ではなく、神様の「必ず与える」という言葉にすべての根拠を置いたのです。

また、この章で最も美しいのは「レビ族(祭司の部族)」への扱いです。彼らには、他の部族のような土地が一切与えられませんでした。その代わりに、神様はこう言われます。「イスラエルの神、主ご自身が彼らのゆずり(嗣業・財産)である」。

どんなに広大な土地やお金を持っていても、それらはいつか失われたり、価値が下がったりするものです。しかし、大宇宙の創造主である神様ご自身との「親密な関係」という財産は、誰にも奪われることのない永遠の宝です。目に見える財産を持たなくても、「神様が私の最高の宝物だ」と言える人は、この世界で最も豊かな人なのです。

【新約】第一コリント 13章 の解説

第一コリント13章は、聖書の中でも最も有名で美しい「愛の賛歌」です。パウロはここで、非常に厳しく、しかし真理を突いた言葉を語ります。

「どんなに素晴らしい人や天使の異言を話しても・・・、山を動かすほどの強い信仰があっても・・・、また全財産を貧しい人に分け与え、自分の体を焼かれるために渡したとしても……もし『愛』がなければ、私には何の益もありません(無に等しい)」と

これは算数の「掛け算」に似ています。どんなに「1000(素晴らしい才能)」や「10000(自己犠牲的な行い)」という大きな数字を持っていても、そこに「愛」という数字が「0」であれば、掛け合わせると答えはすべて「0」になってしまうのです。神様の目には、何を成し遂げたか(結果)よりも、「どんな動機(愛)でそれをしたか」が最も重要だからです。

では、その「愛」とはどのようなものでしょうか。パウロは「愛は寛容であり、愛は情け深い。ねたまない、自慢しない、自分の利益を求めない、怒らない、人のした悪を思わない」と語ります。これは人間の努力や我慢だけで達成できるものではありません。この愛のリストの「愛」という主語を、「イエス・キリスト」に置き換えて読んでみてください。「キリストは寛容であり、キリストは情け深い……」。まさに、十字架で私たちを赦してくださったイエス様のご性質そのものです。

やがて、私たちが誇っている知識や特別な能力は、この世が終わる時にすべて消え去ります。しかし、「愛」だけは永遠に残ります。私たちが天国に持っていけるのは、どれだけお金を稼いだかでも、どれだけ偉い地位についたかでもなく、「どれだけ神様を愛し、隣人を愛したか」という純粋な愛だけなのです。

今日一日の神様からの奨め

今日、もしあなたの目の前に「まだ解決していない問題(未征服の地)」があるなら、不安に心を支配されるのではなく、「神様が必ず一番良い道を備えてくださる」と信じて、希望の図面を広げてみましょう。

そして今日一日、何か行動を起こすときに「そこに愛はあるか(掛け算の0になっていないか)」をそっと心に問いかけてみてください。大きなことを成し遂げるかどうかではなく、イエス様を愛する愛から、事をなしましょう。永遠に残る「愛」という最高の宝物を、神様と一緒に一つずつ積み上げていく、温かい一日となりますように。

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