【聖書通読 第22週6日目】 「救いの歴史への感謝と、決して引き離されない神の愛」 申命記 26章 / ローマ書 8章

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【聖書通読 第22週6日目】 「救いの歴史への感謝と、決して引き離されない神の愛」 申命記 26章 / ローマ人書 8章

【旧約】申命記 26章 解説

申命記26章は、イスラエルの民がこれから入る約束の地で、どのように神様との契約の結びつきを新たにし、感謝をささげるべきかを教える感動的な章です。

前半では「初物のささげ物」の儀式が命じられます。民は収穫した最初の作物を祭壇に持って行く際、ただ黙ってささげるのではなく、自らの歴史を振り返る「信仰の告白」を声に出して宣言しました。 「私の先祖は滅びゆくアラム人でしたが、エジプトに下って寄留し……主は力強い御手をもって私たちを救い出されました」と告白したのです。これは、今の自分たちの豊かな生活や実りが、自分の努力や実力によるものではなく、ひとえに神様の歴史的な救いと真実な約束のゆえであることを決して忘れないための儀式でした。神様の恵みを正しく記憶することは、信仰がブレないための最大の土台です

また、三年に一度の「十分の一のささげ物」の規定も確認されます。これは、土地を持たないレビ人(聖職者)だけでなく、在留異国人、みなしご、やもめといった社会的弱者が「町の中で食べて満ち足りる」ために用いられました。神様への感謝は、神殿の中での宗教的な儀式だけで終わるものではなく、必ず隣人への具体的な愛と分かち合いへとつながっていくべきことが教えられています。

最後に、「今日、主はあなたを宝の民と宣言された」と、神と民との愛に満ちた契約関係が力強く結ばれ、神様の命令に従って歩む民を、神様ご自身が高く引き上げてくださることが約束されています。

【新約】ローマ人への手紙 8章 解説

ローマ人への手紙8章は、聖書全体の中でも「最高峰の恵みの山」と呼ばれるほど、壮大な希望と喜びに満ちた輝かしい章です。7章で「私はみじめな人間です」と罪の力に絶望したパウロは、ここで

「こういうわけで、今は、キリスト・イエスにある者が罪に定められることは決してありません」(8:1)

と、完全な無罪放免を声高らかに宣言します。

この章の主役は「御霊(聖霊)なる神様」です。キリストを信じる者の内には聖霊が住んでくださり、私たちを罪と死の法則から解放し、神の子どもとして新たに生まれさせてくださいました。私たちはもはや神を恐れてビクビクする奴隷ではなく、御霊の働きによって、天地万物の創造主である神様を「アバ、父(お父ちゃん)」と親しく呼ぶことができる、キリストとの共同相続人(神の国の財産を受け継ぐ者)とされたのです。

さらにパウロは、今の時代の苦難について語ります。信仰者であっても、病や経済的困難、理不尽な苦難に直面します。しかし、

「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださる」(8:28)

という絶対的な約束が与えられています。一見マイナスに思える出来事さえも、神様は最高のパズルのピースとして、あなたをキリストの似姿へと成長させる「益」に変えてくださるのです。

そして章の最後は、キリスト教信仰の究極の勝利宣言で締めくくられます。死も、いのちも、天使も、悪魔も、現在の困難も、未来の不安も、どんな力あるものも、「私たちの主キリスト・イエスにある神の愛から、私たちを引き離すことはできません」。私たちの救いは、神様の絶対に手放さない強い力によって、永遠に守られているのです。

今日の神様からの奨めは?

「あなたの救いの歴史を思い起こし、決して離れない愛の中で安心して安らぎなさい」

申命記の民がエジプトからの救出を思い起こしたように、今日、神様があなたの人生の中でどのようにあなたを導き、絶望から救い出し、恵みを与えてくださったかを数え、静かに感謝をささげてみましょう。

そして、今日あなたがどんな困難の中にいても、あるいは自分自身の不甲斐なさに落ち込んでいたとしても、ローマ8章が約束する通り、キリストの愛からあなたを引き離すものは、この宇宙に一つも存在しません。 あなたはすでに、完全に赦され、永遠に愛されている神様の「宝の民」です。この絶対に揺るがない安心感の土台にどっしりと立ち、今日という一日を、感謝と喜びをもって力強く歩み出してください。

時間に余裕のある方は・・・以下をお読みください。

 

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