キリストのかおりを放つ人生とは【あなたから漂う「見えない香り」は何でしょうか】

この記事の目次

キリストのかおりを放つ人生とは〜あなたから漂う「見えない香り」は何でしょうか〜

はじめに

私たちは毎日、さまざまな「かおり」に囲まれて生活しています。

焼きたてのパンの香り。
コーヒーの香り。
花の香り。
雨上がりの土の香り。

香りは目には見えません。
しかし、私たちの心に深く残ります。

ある人に出会うと、
「この人と一緒にいると安心する。」
「何となく温かい。」
「また会いたい。」

そのように感じることがあります。

実は、聖書はこのことを「香り」という言葉で表現しています。

私たちクリスチャンは、神様の前で「キリストのかおり」となるように召されています。

今日は、

  • キリストのかおりとは何か
  • 私たち自身のかおりとは何か
  • どのようにキリストのかおりを放つことができるのか

をご一緒に考えてみましょう。


キリストのかおりとは何か

聖書のことば

「しかし、神に感謝します。神はいつでも、私たちを導いてキリストによる勝利の行列に加え、至る所で私たちを通してキリストを知る知識のかおりを放ってくださいます

私たちは、救われる人々の中でも、滅びる人々の中でも、神の前にかぐわしいキリストのかおりなのです。

(Ⅱコリント2章14~15節)

ここでパウロは、

「私たちがキリストのかおりになる」

と言っています。

つまり、

私たち自身が素晴らい香りを放つ人になるのではありません。

キリストというお方が、私たちを通して香るのです。


「キリストのかおり」とはイエス様ご自身の人格

愛の香り

イエス様は、

罪人を責めるよりも赦されました。

病人を避けるよりも近づかれました。

泣く人と共に涙を流されました。

その愛が、キリストの香りです。

慈しみの香り

イエス様は

「疲れた人、重荷を負う人は、わたしのもとに来なさい。」

(マタイ11章28節)

と招かれました。

イエス様のそばには安心がありました。

その安心感こそ香りなのです。

謙遜の香り

イエス様は弟子たちの足を洗われました。

王でありながら、

しもべとなって仕えられました。

自己主張ではなく、

相手を大切にする心。

これもキリストの香りです。

私のかおりとは何でしょうか

人は皆、自分のかおりを放ってい

香水をつけなくても、

人には「人格の香り」があります。

怒りっぽい人には、

怒りの空気があります。

不平ばかり言う人には、

不満の空気があります。

感謝する人には、

安心感があります。

人は言葉以上に、

その人自身を感じ取っています。

心の中にあるものが香る

イエス様は言われました。

「心に満ちていることを口が話すのである。」

(ルカ6章45節)

心にあるものは、

必ず言葉になり、

表情になり、

態度になり、

雰囲気になります。

つまり、

心の中身が、その人の香りになります。

人間のかおりとキリストのかおりの違い

人間のかおり

人は自分を認めてもらいたい。

褒められたい。

勝ちたい。

評価されたい。

その思いが強くなると、

知らないうちに自己中心の香りが漂います。

キリストのかおり

一方、

キリストの香りは、

神様を愛し、

人を愛し、

赦し、

仕え、

励ます香りです。

そこには押しつけがありません。

自然に人を神様へ導きます。

どのようにしてキリストのかおりを放つことができるのか

①キリストのそばにいる

香水店に入ると、

服にも香りが付きます。

同じように、

イエス様と共に歩く人は、

自然とキリストに似てきます。

毎日の祈り。

聖書。

礼拝。

賛美。

これらが心をキリストの香りで満たします。

②聖霊に満たされる

「御霊によって歩みなさい。」

(ガラテヤ人への手紙5章16節)

自分の力ではなく、

神様の力によって生きるとき、

愛や喜び、平安などの実が結ばれます。

これがキリストの香りです。

③十字架の愛を忘れない

自分がどれほど赦されたかを忘れない人は、

他人を赦すことができます。

恵みを知る人ほど、

柔らかな香りを放ちます。

病室に残った香り

ある病院に、一人のクリスチャンの女性が長く入院していました。

彼女は病気で苦しんでいましたが、

看護師さんが病室へ来るたびに、

「いつもありがとうございます。」
「神様があなたを祝福してくださいますように。」

と微笑んでいました。

不満を口にすることはほとんどありませんでした。

退院された後、

新しく配属された看護師が、

「この部屋は何だか温かい雰囲気がありますね。」

と言ったそうです。

すると先輩看護師は静かに答えました。

「ここには、いつも神様に感謝していた患者さんがいたのよ。」

もちろん部屋に香水が残っていたわけではありません。

しかし、その人の優しさや感謝は、人々の心に「香り」として残っていたのです。

人は亡くなっても、

その人の放った香りは人々の心に残ります。

あなたはどんな香りを放っていますか

私たちは毎日、

家庭で、

職場で、

教会で、

地域で、

何かしらの香りを放っています。

怒りでしょうか。

愚痴でしょうか。

感謝でしょうか。

愛でしょうか。

人々が私たちに触れたとき、

「この人の中にはイエス様がおられる。」

そう感じてもらえるなら、

それこそがキリストのかおりです。

おわりに

キリストのかおりは、自分で作り出すものではありません。

イエス様に結ばれ、その恵みに生かされるとき、聖霊によって自然ににじみ出るものです。

今日も私たちが主のみことばに耳を傾け、祈り、神様の愛に満たされるなら、家庭でも、職場でも、教会でも、その香りは静かに周囲へ広がっていきます。

人々が私たちを見るのではなく、その背後におられるキリストを見ることができるように。

それが、神様が私たち一人ひとりに願っておられる「キリストのかおりを放つ人生」なのです。

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