【聖書通読 第27週 3日目】一番最後を選ぶ「リーダーの謙遜」と、心に書き記された「キリストの手紙」

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【聖書通読 第27週 3日目】一番最後を選ぶ「リーダーの謙遜」と、心に書き記された「キリストの手紙」

ヨシュア記からは、すべての民に土地を分け終えた後にようやく自分の分を受け取る、ヨシュアの美しいリーダーシップと謙遜を学びます。第二コリントからは、私たち一人ひとりが「生きたキリストの手紙」であり、聖霊なる神様によって内側から変えられていく自由と喜びを味わう一日です。

【旧約】ヨシュア記 19章 の解説

ヨシュア記19章では、シメオン、ゼブルンをはじめとする残りの6部族への土地の割り当てが詳細に記録され、長かった「全イスラエルへの土地分配」がようやく完了します。 この章の最後に、とても短く、しかし聖書の中でも屈指の美しいシーンが描かれています。それは、すべての部族への分配が終わった後で、ついに最高指導者であるヨシュア自身が土地を受け取る場面です。
「彼らが、その境界に従って地を割り当てることを終えたとき、イスラエルの子らは自分たちの間で、ヌンの子ヨシュアにゆずりの地を与えた。」(ヨシュア19:49)
もしあなたが、命がけで国を勝利に導いた最高司令官だったなら、どうするでしょうか。おそらく、真っ先に一番豊かで安全な土地を選び、「私が最初に取るのは当然の権利だ」と主張したはずです。しかしヨシュアは、何百万人というすべての民が自分の家と土地を確保し、彼らが安心するのを見届けるまで、自分は一番後ろに並んで待ち続けました。そして彼が最後に求めたのは、整備された立派な町ではなく、これから自分で建て直さなければならないエフライムの山地(ティムナト・セラ)だったのです
お腹をすかせた子どもたち全員にご飯を取り分け、みんなが笑顔で食べているのを見届けた後で、お鍋に残った最後の少しのご飯を喜んで食べるお母さんのような、深く温かい愛です。 真のリーダーシップとは、特権を振りかざして一番上にあぐらをかくことではありません。すべての人のために自分を後回しにし、一番下で人々に仕えることです。このヨシュアの姿は、やがて神としてのすべての特権を捨てて十字架にかかり、私たちのためにご自身の命を差し出してくださった「真のリーダー」、イエス・キリストの美しい姿をまっすぐに指し示しています。

【新約】第二コリント 3章 の解説

第二コリント3章で、パウロは私たちクリスチャンをとてもロマンチックな言葉で表現しています。 「あなたがたは……私たちの奉仕によって書かれた、キリストの手紙です。」
当時、見知らぬ土地に行くときには、自分が怪しい者ではないことを証明する「推薦状」が必要でした。しかしパウロは、「私には紙にインクで書かれた推薦状など必要ない。あなたがた(コリント教会の信者たち)の存在そのものが、私の最高の手紙だからだ」と語りました。 そして、この手紙は石の板や紙に書かれたものではなく、「生ける神の御霊によって、肉の心(私たちの心の中)に書かれたものだ」と言うのです。
こんな言葉を言った人がいました。 「あなたは、ある人にとって『一生に一度だけ読む聖書』かもしれない。」
世の中には、教会に行くことや、印刷された聖書を開くことに全く興味がない人たちがたくさんいます。しかし彼らは、あなたの「生き方」という手紙は毎日読んでいます。 あなたが職場で不当な扱いを受けたとき、怒り狂う代わりに静かに祈る姿。家庭で失敗したときに、素直に「ごめんなさい」と謝る姿。苦難の中でも、不思議な平安と笑顔を失わないその生き方。それを見た周りの人たちは、「この人が信じている神様って、いったいどんな方だろう」と、あなたの人生を通して「キリストの愛(福音)」を読むのです。
「キリストの手紙になる」とは、絶対に失敗しない完璧な人間になることではありません。18節にあるように、「鏡のように主の栄光を映し出す」ことです。自体に発光する力はありませんが、太陽(イエス様)の方を真っ直ぐに向いているとき、鏡は自然と明るい光を放ちます。私たちの弱さや不完全さのままで、ただイエス様を見上げて生きるとき、内側におられる聖霊なる神様が、あなたを美しい愛の手紙へと書き上げてくださるのです。

今日の神様からの奨め

今日、家庭や職場で誰かと接するとき、ヨシュアのように「自分の権利(自分の正しさや欲求)」を少しだけ後回しにして、誰かに道を譲ったり、仕えたりする謙遜さを意識してみましょう。
そして、あなたは今日も、神様がこの世界に向けて投函した「生きたキリストの手紙」です。難しく考える必要はありません。ただイエス様の愛を心に思い浮かべ、あなたの目の前にいる人に優しい笑顔と親切を届けてください。そのあなたの温かい態度の行間から、キリストの愛が豊かに読み取られる、素晴らしい一日となりますように。

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