いつも喜んでいなさい。 絶えず祈りなさい。 すべてのことについて、感謝しなさい。

この記事の目次

感謝から始める人生 ― 永遠のいのちを得た者の特権

感謝します。から始めることは努力ではなく、「イエス様の十字架と復活からスタートするからです。」

冬の「寒い」から始まる日常

冬になると、思わず「寒いですね」と口にしてしまいます。
朝、布団から出るとき。
外に出た瞬間の冷たい空気。
手がかじかむような冷え込み。

「寒い、寒い」とつぶやいているうちに、心まで少し冷えてしまうことがあります。
寒いから元気が出ない。
寒いからやる気が起きない。
寒いから何もしたくない。

言葉は不思議です。
何度も口にすると、その言葉が心の方向を決めていきます。
否定的な言葉を繰り返せば、心も少しずつ暗い方へ引っぱられていきます。

けれども、私たちは知っています。
寒さそのものが問題なのではなく、その背後にある気持ちが私たちを重くしているのです。

では、どうすればよいのでしょうか。
感情を無理やり変えることはできません。
喜ぼうとしても喜べない日があります。
祈ろうとしても言葉が出てこない日があります。
感謝しようとしても、どうしても納得できない出来事もあります。

それでも、始めることのできる言葉があります。

「感謝します。」

感情がついてこなくても、この一言を口にすることはできます。

聖書が示す三つの循環

聖書はこう語ります。

「いつも喜んでいなさい。
絶えず祈りなさい。
すべてのことについて、感謝しなさい。」
(第一テサロニケ5章16〜18節)

正直に言えば、どれも難しい言葉です。
いつも喜ぶことなどできるでしょうか。
絶えず祈ることなどできるでしょうか。
すべてに感謝することなどできるでしょうか。

けれども、この御言葉は努力の命令ではありません。
立場の宣言です。

私たちは「キリスト・イエスにあって」この言葉を与えられています。
つまり、イエス様に結ばれている者として語られているのです。

喜びの根拠は感情ではありません。
祈りの力は自分の熱心さではありません。
感謝の理由は出来事の良し悪しではありません。

その土台は、イエス様との関係にあります。

喜び、祈り、感謝は、ぐるぐると循環します
感謝すると心があたたまり、喜びが生まれます。
喜びがあると、自然に祈りたくなります。
祈ると、また感謝があふれてきます。

16節、17節、18節は、終わることのない循環なのです。

 

なぜ感謝から始めることができるのか

では、なぜ私たちは「感謝します」から始めることができるのでしょうか。

それは、イエス様の十字架があるからです。

イエス様は、私たちの罪のために十字架にかかってくださいました。
私たちが背負うはずだった罪の重さを、代わりに負ってくださいました。

「完了した」と言われたその言葉は、
私たちの救いが完全に成し遂げられたという宣言です。

もう罪のために滅びることはありません。
神様に拒まれることはありません。
赦され、受け入れられ、愛されている立場に置かれています。

さらに、イエス様はよみがえられました。
死は終わりではありません。
永遠のいのちが与えられています。

天国は希望ではなく、約束です。
信仰によって、すでに永遠のいのちを持つ者とされているのです。

だからこそ、感謝から始めることができます。

今日は寒いかもしれません。
体調がすぐれないかもしれません。
思い通りにならないこともあるでしょう。

それでも、
「私は救われています。」
「私は愛されています。」
「私は永遠のいのちを持っています。」

この事実は変わりません。

この確かな土台があるから、感謝できるのです。

感謝から始まる信仰の実践

ある方は、朝起きるとまずこう祈るそうです。

「感謝します、神様。」

まだ何も起こっていない朝に、
まず感謝から始めるのです。

今日はどんな一日になるかわかりません。
良いことが起こるかもしれませんし、困難があるかもしれません。

けれども、十字架と復活はすでに起こりました。
救いはすでに完成しています。

だから、まず感謝できるのです。

「寒いですね」と言う代わりに、
「感謝します」と言ってみる。

寒さの中でも、息ができること。
今日も生かされていること。
神様に愛されていること。

その一つ一つを思い出すと、心が少しあたたかくなります。

感謝は義務ではありません。
永遠のいのちを得た者の特権です。

私たちは、祝福を得るために礼拝しているのではありません。
すでに祝福を与えられているから、礼拝しているのです。

すでに赦されているから、感謝できるのです。
すでに愛されているから、喜べるのです。

 

結びに

冬の朝、思わず「寒い」と言ってしまう私たちです。
それでも今日から、一つの言葉を増やしてみませんか。

「感謝します。」

感情が伴わなくても大丈夫です。
まず口にしてみるのです。

なぜなら、私たちは十字架から始まる人生を生きているからです。
復活から始まる希望の中にいるからです。

感謝から始める人生。
それは、永遠のいのちを得た者の、静かであたたかな特権です。

今日も、まずこの一言から始めましょう。

「感謝します。」

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