今日、ある人と口癖について話しをしました。それは、インターネットで見つけた、仕事ができない人がよく言う口癖というものをその人が見たからです。
「忙しいから・・・」
「でも・・・」
「・・・したのに」
「◯◯(人や環境)のせいだ・・・」と、
できないことや、しないことの言い訳の言葉が口癖というのです。
でも、ほとんどの場合、自分ではあまり気がついていないことが多いようです。
私は、自分では口癖なんかないと思っていました。
でも、しばらくして気がつきました。
自分自身、ミスをして「あっ!」と思うことがあると、
「しまった。しまった。しまくらちよこ(島倉千代子)」と、口ずさんでいるのに気がつきました。
大阪人なら、ほとんどの人が知っているギャグですが、「しまった」という後悔を自分自身でちゃかしているのかも知れません。
でも、思いました。
私の口癖が、「しまった。しまった。・・・」でなく、「良かった。良かった。」にしたいと。
ずっと以前に、あるクリスチャンの人が、良くないことや悲しいこと、苦しいこと辛いことがあっても、いつも口ずさむ口癖があったそうです。
それは、「感謝。感謝。」という言葉だったそうです。
まず、どんなことがあっても、口から出る口癖が「感謝。感謝。」であり、
「良かった。良かった。」であったら、なんと素晴らしいことでしょう。
ミスをしたと自分で気がつくと思わず「しまった」と言ってしまうのです。
ところがある日のテレビで、なんと「しまった」の反対語は何かという出題がありました。
そして、正解は、「しめた」でした。
広辞苑によると「しまった」という言葉は、「失敗したときにいう語」と簡潔にまとめられています。
それに対して「しめた」は、「物事が自分の思う通りになった時に喜んでいう語」となっています。
しかし、聖書では、物事が自分の思い通りになった時だけではなく、思い通りにならなくても
「しめた」(良かった)チャンスだと確信して喜びなさいと神様が命じておられるのです。
いつも喜んでいなさい。(いつもどんなときもどんなことが起こっても神様を喜ぶことができます。)
絶えず祈りなさい。(どのように愛される価値なきあなたであっても神様はあなたを見捨てることなく、絶えることなくいつも耳を傾けてくださっている神様に祈ることができます。)
すべての事について、感謝しなさい。(悲しいことでも辛いことでも大きな問題があっても、すべての事を益としてくださる神様に感謝することができます。)
これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。 (神様が望んでおられるということは、完全な神様がその立場においてくださっているということです。)
(テサロニケ第1 5章16〜18)
ですから、どんなことが起こってもどんな辛いことであっても、
『しめた』(良かった)と思えるチャンスです。
そして、これが、神様の命じておられることなのです。
私たちのつぶやく口癖の言葉が、神様への信仰による言葉でありたいと心から願い、今日1日を過ごしたいと思います。